忘れるまで

来年こそは

あの人を忘れて

違う生き方をしてますように。


と願っているのに


私はいつも彼を思い返しては

眉間にシワを寄せている笑


何の不自由もなく生活させてくれる

夫。

随分早い時期から

愛せなくなってしまった


装う事だけは上手くなって

お互い分厚い仮面をつけて


その仮面をお互い

それぞれ違う場所で外して

ホッとする


私はその仮面を外す機会が

無くなって

少々疲れます


同じ事は繰り返したくない

何を言われても

響かない


彼はそう言いました


頭にタライが落ちてきた衝撃

って感じより

彼に私が見えてない感覚


辛かったな


どこにいても見つけてくれたのに

見えてないんだから

見つけ様がないって


同じ事繰り返したくないって

私だって 

そうだし。